その通りです!
特に飲食店などの現金商売のお店にはよく内定調査しています!
内定調査、、、
本当にそんなことを税務署がしているのかと思っているかもしれませんが、税務署にとって内定調査は、ごくごく当たり前の日常茶飯事です。
笑顔で接客したお客様が税務署の人たちってゆうのも珍しいことではありません😖
さて、税務署の人たちは実際にお客様になりすまして何をしているのでしょうか!?
そこで今回は内定調査(飲食店)で実際に行っていることをご紹介しようと思います!
・年間の売上!
・出前やテイクアウトの確認!
・お会計(レジ回り)!
目次
まずは外からチェック!
まずは店の立地、周辺の建物、客の出入りを調べます。
駅から近いか、オフィスビルはあるか、客が最も多い時間帯など、様々な情報を仕入れます。
特にオフィスビルが近くにあると会社員がランチや仕事終わりに利用するので、そこそこ売上が上がります!
店内に入ってまずすること!
そーなんです!
普通のお客さんとやることは同じですが、自分の好きなものを頼むためにメニューを見るのではなく、単価を見ます。
そこから、おおよその客単価を割り出します!
何回転するか見極める!
回転とは、店の席が何回満席になったかということです!
回転数が分かれば、客単価と合わせて年間の売上を予想することができます!
【具体例】
客単価 3,000円
席数 50席
回転数 2回
休み 週1(年間約300日営業とする)
3,000円×50席×2回×300日=9,000万円(年間売上予想)
このように、大体の年間の売上を予想することができるのです!
つまり、内定調査で9000万円ほど年間の売上予想がつくので、確定申告の売上の金額が半分以下になっていたりすると、税務署は笑いが止まりません🤣
予約帳はどこにあるか!
実際に飲食店へ税務調査する場合は、無予告調査といって、事前に調査する日を通知しません。
現金商売の店に事前に通知をしてしまうと、色々な証拠を隠されてしまうので無予告が多いのです!
その調査時に、税務署にとって大切なことの1つとして予約帳を押さえるということです。
その予約帳を内定調査のときに、どこに置いてあるのかを税務署は見ています!
お会計時のチェック!
飲食店のほとんどはレジがあると思います。
お会計の時にきちんとレジが打たれているか?
レジを打ってはいるけど、きちんとレジペーパーが回っているか?
👉きちんと売上を記録しているか。記録していない売上は除外されやすい傾向にあります!
また、税務署は必ずレシートや領収書を貰います。
これは後の税務調査の時に、自分たちの飲食代が売上に計上されているかをチェックするためです!
さらに、レジ周りには伝票や請求書や領収書など、お金に関する書類が溜まりがちですので、どこに何があるかを税務署は確認しています!
また、クレジットカードや〇〇PAYが利用できるなら、その分の売上が除外されていないかを必ずチェックされます。
従業員の数をチェック!
飲食店はアルバイトを雇っていることが多いと思いますし、従業員の入れ替わりが激しい業種です。
ここでよく行われがちな不正として従業員の架空経費があります。
👉要するに存在しない従業員に給与を払って経費を架空に計上しているということです!
そこで内定調査では、店舗の規模などから、おおよそ従業員がどのくらいいるかを必ずチェックします。
また、従業員にまかないサービスをしている飲食店は要注意です。
思わぬところで、税金が増えてしまいますのでまかないサービスを課税されないために下記の記事を一度ご覧になって下さい。
出前や持ち帰りをチェック!
新型コロナウイルスの蔓延により、すっかりおなじみとなった出前や持ち帰り!
今となっては飲食店では当たり前なので、あまりないと思いますが、昔は出前や持ち帰りの売上を除外する不正が多かったので、その名残りもあり、税務署は必ず出前や持ち帰りをやっている店かをチェックします!
税務署がいきなりやってきてお困りの方へ!
すぐに税理士に相談してください!!
税務署は税理士が付いていない納税者には、何も知らないと思い込んでいて、かなり強気の態度で調査してきます。
この時に税金の専門知識を持つ税理士がいると上手く交渉してもらえるので、最終税額も下がることがよくあることから、税理士に相談することをおすすめ致します👍
ちなみに普通でしたら、税務相談は30分5,000円~ですが、下記のサイトを通すと、初回の相談が「無料」になるので、是非使ってみてください♪
ただ、税理士といっても様々な税理士がいます。
弁護士に交通事故に強い・離婚に強いという具合に、税理士にも得意不得意があり、税務調査に強い税理士じゃないと本当に意味がありません😭
豊富な税務調査経験のある税理士をご紹介します!
この先生は元国税調査官で、税務署の手法をよくわかっておられます。
出典 http://www.totaltaxconsulting.com/zeimutaisaku/
税務調査の経験のある税理士を探している方は一度コンタクトをとってみてはいかがでしょうか?
内定調査を筆頭に税務署はいつでもどこでも情報をかき集めています🎈
悪気が無くても、たまたま売上を計上するのを忘れただけで「重加算税」を賦課される場合もあるので、お時間がある方は以下の記事にも目を通していただき、「重加算税」に対する知識を少しでも備えていただければなと思います。