国税専門官の面接対策として、まずパンフレットを読むと思います。
しかし、、、、
そう、この国税専門官のパンフレット、、、、、、
毎年少しずつ変わるのですが、なんともわかりにくい😥
実際に勤めていた私が読んでもわかりにくい箇所が多々あるので、今回はパンフレットを徹底解説していきたいと思います♪
国税専門官の面接を控えている方、国税専門官が気になっている方は、是非是非最後まで読んでみて下さい🥺
ちなみに今回は面接対策として大切なところを重点的に解説を行なっていきます。
面接対策以外で知りたいこと等あれば下記の記事を参照して下さい🙇♂️
・給料👇
・仕事内容👇
・国税専門官全般👇
※パンフレットの下に各ページの数字が書いてあるので、その数字に沿って解説していきます!
大事なところだけを厳選して解説するので、逆に解説しなかったところは見なくて結構です😎
目次
面接対策 国税専門官のパンフレット解説
3ページ
いきなりですが、ここのページは1.2を争うぐらい重要なページになります🤩
特に赤線で囲った部分はとてもとても大切です😌
ここの部分を一言で言うと、「真面目な納税者がバカを見ないように!」ということです!!
この言葉は国税職員の教訓ともいえる言葉なので、もう覚えちゃってください😤
少し根本的な話になるのですが、日本の税制は申告納税制度を採用しているので、自分の収入や経費、支払う税金は自主申告としています!
※会社員の人は源泉徴収制度といって、会社が従業員に代わって税金を精算しているので、少し特殊な制度ですので今は気にしないで下さい!
ですから、真面目な納税者(これが普通なのですが)は、自分の収入や経費を適切に申告して、きちんと納税しています!
しかし、一部の悪質な納税者は、誤魔化して申告して、税金を払わなかったりします😰
その通り!
税金を払うのがバカらしいと国民全員が思ってしまうと、この申告納税制度自体が成り立たなくなり、国家は破綻してしまいます💦
国税専門官の仕事はなんですか?と聞かれた時に一言で答えるとしたら、私は申告納税制度の維持と答えるぐらい大切なことなので、是非頭に叩き込んで下さい🇯🇵
※ちなみにパンフレットの22ページの査察部(マルサ)の紹介ページでも同じようなことを言っています!
次に調査官、徴収官、査察官ですが、これは呼び名に過ぎないので、そこまで気にする必要はありません😚
調査官、、、課税部門の人たち。
徴収官、、、徴収部門の人たち。
査察官、、、「マルサ」こと査察部の人たち。
課税部門とは、「個人課税」「法人課税」「資産課税」のことを指します!
また、査察部は税務署ではなく国税局の部署で、採用されてしばらくは税務署勤務になりますので、関わりは少ないと思います😊
なお、査察部の仕事内容は聞いたことある人もいると思いますが、裁判所から令状をもらって強制調査をしますが、具体的な仕事については守秘義務になりますので、お答えすることができません🙇
課税部門、徴収部門の具体的な仕事についてはこちらの記事を参考にしてみてください👇
ちなみに、11ページに国税庁の組織図が載っていますが、面接試験では細かく仕事内容は聞かれません☺️
むしろ、なぜ国税専門官を志望したのかを聞いてくるので、国税に求められる能力は何かを徹底的に調べ、自分のこれまでの経験等をどのように仕事で活かせるかをアピールすれば、間違いなく面接官の印象は好印象になります!!
13ページ 個人課税部門
このページからは各部門の紹介になります!
まずは個人課税部門(^^)
簡単にまとめるとこの部門の主な仕事は2つ!
・税務調査
・確定申告の相談
税務調査では、個人事業主やフリーランスの人だけでなく、会社員の方であってもFXや仮想通貨取引、ブログやアフィリエイト等、何らかの収入を得ている人も対象になります!
確定申告の時期のことを個人課税部門では「お祭り」と言うのですが、本当に忙しいです😂
ただ、最近はスマホやe-taxが普及してきたこともあり、以前より来署者は減少していますが、多い税務署では1日1,000人を超える人が来るのでかなり疲れますが、確定申告が終わったときの達成感はなんとも言えないものがあります!
個人的には確定申告の時期は、様々なトラブルがあったりするのですが、確定申告が終わるたびに職員同士の仲が良くなっていったと思います👍
そしてこのページで大切な部分は、税法を的確に相手に伝えること、、、、、
ではなく、「後輩へのメッセージ」のところの赤い線で囲った部分です!
もちろん税法や簿記会計の知識は税務職員として必要不可欠ですが、なにより大切なのは、納税者とコミュニケーションをしっかりとり、相手から話を聞き出すことにあります!
税法を知っていても、そもそも相手がどういう事業をしていて、どのような仕事内容で、お金はどういう流れで、、、、、、このようなことがわからなければ、知識は活用できません👍
個人課税部門に限らず、全ての部門でコミュニケーション能力は大切ですので忘れないようにしてください!
14ページ 資産課税部門
資産課税部門の主な仕事は2つあります!
・税務調査
・確定申告の相談
個人課税部門とほとんど同じですが、税務調査における、調査税目が「相続税」「贈与税」をメインとしていて、今回は相続税について説明します!
実は、相続税を払う人の割合は10%にも満たないのです。
※例えば、令和3年に亡くなった人が100万人いたとして、相続税がかかるのは10万人もいないということです。
細かい計算方法は今はおいといて、相続税はお金持ちの人しかかからないので、調査する相手も資産家や社長といった人々がほとんどです👍
つまり、調査する資産の額が桁違いな金額になることも普通にあるので、やりがいと同時に、羨ましいとも思ったりしますww
15ページ 法人課税部門
法人課税部門の仕事は、基本的に1年中税務調査です!
調査の相手が会社相手になり、税目は法人税になります!
個人課税部門と比べて相手が法人になるので、規模は大きくなりますが、やることは個人と同じで、大切なことも同じくコミュニケーション能力です😉
16ページの管理運営部門は、今後消滅する部門になりますので、全然知らなくても大丈夫です😛
※以前は、採用1年目は管理運営部門に配属されていましたが、現在は1年目から「個人課税部門」「資産課税部門」「法人課税部門」「徴収部門」のいずれかに配属されます!
17ページ 徴収部門
徴収部門の仕事は簡単に言えば、税金の回収です!
パンフレットにはちょっと優しく書いてありますが、税金滞納者に対しては、財産の差押えや公売にかけたりなど、国家権力を使って税金を回収します😰
本当に、税金を収めるのが苦しい人も中にはいますが、みなさんが思っている以上に納税者に対して厳しく接する部門であることは間違いありません!
26ページ 採用までのステップ
国税専門官の筆記試験後の流れをきちんと説明してくれればいいのですが、どこにも詳しく載っていませんよね😂
私も受験生時代は、2次面接、採用面接、税務署訪問、囲い込みなどなど筆記試験が終わってからの方が大変だったイメージがあります😭
ここらへんを詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください👇
国税専門官のパンフレットまとめ!!
お疲れ様でした!
パンフレットは国税専門官の概要を掴むのにはもってこいなので、今回紹介したページは何度も読み直してほしいと思います😉
ただ、前にも言いましたが、面接ではあなた自身のことについて深く突っ込まれ、なぜ国税専門官になりたいのかを聞かれるので、本当に国税局で働きたい方はこちらの記事を読んで下さいね☆
これを読めば、面接試験に関して、何も恐れることはありませんので、合格を勝ち取って頂ければと思います💯