決算書のうちの1つである貸借対照表の簡単な見方について解説するよ♪
今や、副業が当たり前の時代になり、株式投資だけでなくソーシャルレンディングやクラウドファンディングなど、会社に投資してリターンをもらっている人が少なくありません!
ただ、どういう会社かもわからずに「いざ!投資する!」ってなっても、投資した途端に業績が悪化し、損をしてしまったらどうしようと思っている人は多いと思います。
でも、裏を返せば、どういう会社なのか理解でき、会社の実態や財務状況などがわかれば、安心して投資できるということですね😊
そこで今回は、会社の実態などを掴む必需品である決算書のうちの1つである貸借対照表の簡単な見方について解説したいと思います!
決算書を初めて見る人でもわかりやすく解説していますので最後まで必見です♪
ただ、私の説明よりもこの本を一読する方がためになりますし、本当に分かりやすく決算書について詳しく書かれていますので、是非一度読んでみて下さい😊
目次
貸借対照表とは!?
参考 freee
これが貸借対照表です。
貸借対照表は別名バランスシート(B/S)とも呼ばれ、企業の一時点の財政状態を表しているもので、「資産」「負債」「純資産」で構成されています。
つまり、決算時点で会社はどんな財産(目に見えるもの)を持っていて、その財産の元になるお金(目に見えないもの)はどうやって集めてきたかがわかるようになっています😉
もっと簡単に考えるために具体例を挙げながら説明しますね。
左側は、現金や商品や建物などの目に見える資産を表しています。これら資産は空から落ちてくることはないので、お金を支払って購入したりします。
さて、そのお金のでどころは????
そこで右側を見るとそのお金のでどころが載っているわけです。具体的には、銀行から借りる借入金などの他人のお金(負債)や、株主からの出資や会社の利益の蓄積である自分のお金(純資産)です。
このように、右(総資本)と左(総資産)がリンクしており、当たり前ですが左右の金額が一致し「バランスがとれている」のでバランスシート略してB/S(ビーエス)と呼ばれているのです😁
貸借対照表の5つのチェックポイント!
これから貸借対照表を見るときに必ずチェックしなければならない5つのポイントを解説していきます。
『自己資本比率』=純資産(自分のお金)÷総資本(自分のお金+他人のお金)
これは1番大事です!まず初めにチェックしてください✔
自己資本比率とは、返済しなくてよいお金が全体に占める割合の何パーセントかを表しています。つまり、会社の経営の安定性を図る基準になり、高ければ高いほど良いです!
出典 freee
自己資本比率の目安!?
では、自己資本比率はどれぐらいあれば安心といえるでしょうか?
基本的に40%を超える自己資本比率であれば倒産しにくい会社であるといえ、50%~60%以上あれば優良企業です。
ちなみに、平均年収がトップクラスの「キーエンス」という会社の自己資本比率は、驚異の95%以上を誇り、超優良企業といえます。
『流動比率』=流動資産÷流動負債
流動比率とは、短期的な支払い能力を表すものです!
参考 freee
1年以内に支払わなければならない債務(流動負債)が1年以内にお金になる資産(流動資産)でまかなわれているかどうかを確認できることから、金融機関が融資する際に基準となる数値です。
資金繰りが怪しくなると、流動資産が減少し、借入金などの流動負債が増加し、流動比率は下がり、経営が危なくなってきます。この数値だけを見てその会社が危ないとは言い切れませんが、1つの基準として昔から用いられている数値ですので、投資の参考にしてみてください。
流動比率の目安!?
一般的に200%を超えていると、短期的な支払い能力に問題ないと思われます。
ただ、この流動比率には少し欠点がありますので、最近は流動比率に代わって次の『当座比率』を用いることが増えてきました。
『当座比率』=当座資産÷流動負債
『流動比率』に似ている比率ですが、この『当座比率』はより厳しく支払い能力を表すものです。
当座資産とは流動資産のうち、現金や預金や売掛金などのすぐにお金に換えることができる資産です。
そもそもなぜこのような『当座比率』というものがでてきたのでしょうか??
それは、流動比率が200%を超えていても債務が支払えない会社がでてきたからです。
いくつか理由がありますが、私が考える1番の理由が、売れない棚卸資産が膨れ上がり、過剰在庫になっていたからだと考えます!
売れない棚卸資産は今後お金になるとは考えにくく、さらに在庫を管理するために費用もかかりますので、資産とは言えないですよね。
しかし、流動比率の基準となる流動資産には資産と言えない棚卸資産が含まれているので、流動比率が良くなり支払い能力があるように見えます。
このようなことから、流動資産から棚卸資産を除外し、支払い能力を図る基準として『当座比率』を用いることが増えてきたのです。
『固定比率』=固定資産÷純資産(自分のお金)
固定比率とは、自分のお金に対する固定資産の割合を示すもので、長期的な支払い能力をを分析する際に用いる数値です。
もっと簡単にいうと、固定資産を自分のお金でどれほどまかなっていますか?ということです。
一般的に、固定資産というものは購入するのに多額のお金を必要とし、借金をして購入する上に、その投資分を回収するのに時間がかかります。時間がかかると、借金の利子も増え続けるので、できるだけ借金ではなく自分のお金で固定資産を持ちたいですよね?
よって、その固定資産を自分のお金でまかなわれているかどうかを分析する指標が『固定比率』というわけです。
固定比率の目安!?
100%以下であれば自分のお金で固定資産をまかなうことができているということなので、100%以下かどうかをみましょう!
ただ、なかなか自分のお金だけで固定資産をまかなえている企業はほとんどありませんので、次の『固定長期適合率』も一緒に確認してください。
『固定長期適合率』=固定資産÷(固定負債+純資産)
固定長期適合率とは、固定比率と同じく長期的な支払い能力を分析するための数値です。
さきほど、固定資産は自分のお金でまかなう方が良いと言いましたが、はっきり言って借金なしで固定資産を持つには超大企業など以外無理がありますww
そこで、長期的な支払い能力をを分析する場合、自分のお金と返済期間が1年以上の長期借入金(固定負債)で固定資産をまかなっているかどうかで一般的には判断します。
固定長期適合率の目安!?
固定比率は100%を超えていてもそこまで心配いりませんが、固定長期適合率は100%以下でないと、資金繰りが厳しいといえるでしょう!
貸借対照表の読み方を学び的確な投資を!!
みなさんお疲れ様でした。
決算書を読み解くことで、会社の状態がわかり投資する際の貴重な判断材料になることがわかりましたね。
闇雲に投資するのではなく、きちんと自分で分析した上で投資するようにすれば、ほぼ確実に利益をあげることができます。
おすすめの証券会社!!
最後に投資する上で証券口座は必ず開設しなければなりませんので、おすすめの証券会社を紹介してこの記事を終わろうと思います!
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どういったものに投資していいかわからない人は、この2つの記事を読んでみて下さい!
きっとお役に立てる内容になっているので、是非読んでみて下さいね😄