特定口座で源泉徴収されてるから確定申告もしなくていいしラクチンラクチン♪
サラリーマンの副業として株式投資をしている方は非常に多いと思います☺️
もちろん値上がり益を狙うのもありますが、何と言っても配当金や株主優待を目的にしている方が多いのではないでしょうか😂
そして、配当金が支払われると、20%ほど税金が引かれた金額が振り込まれますね😊
「何とかして取り戻したいなぁ」
このように思われた方は、税金弱者から強者への第一歩です🎉
そこで今回は配当金を確定申告して税金を取り戻す方法を徹底解説していきます🤥
確定申告後にもしなければならない大切なことがありますので、最後まで必見です😚
・配当を「総合課税」で確定申告する!
・住民税は「申告不要制度」を使う!
⚠️この記事で解説するのは、普通の会社員が上場株式の配当金を貰ったという設定です。非上場及び大口株主の方を除きます。また、会社員で年収1,300万円以上の方(扶養家族などによりますが)は確定申告すると損をしてしまう可能性があるのでご注意ください😭
目次
そもそも配当金の税務上の取扱いって!?
普通の会社員の方なら、証券口座を開設する時に、「特定口座」の「源泉徴収あり」を選択されていると思うので、今回はそのことを前提にお話し致します☺️
✳︎ほとんどの人がこれに該当します。配当金をもらう時に税金が引かれていたら「特定口座」の「源泉徴収あり」になっていると思います。
株の配当金を考える時には、まず初めに「所得税」と「住民税」で、どのように扱われているかを知る必要があります☺️
つまり、まず初めに確定申告するということです👍
株式会社からの株の配当金における、所得税の取り扱いは大きく3つに分かれます😊
・確定申告しない!
・「総合課税」で確定申告する!
・「分離課税」で確定申告する!
配当金は既に税金が天引きされているので確定申告しなくてもいいことは、みなさんご承知のはずですね👍
「総合課税」「分離課税」???
詳しくは、後述しますが、とにかく「総合課税」で確定申告する!ということだけは頭にインプットしてください👌
配当金を確定申告して税金が戻ってくる仕組み!!
配当金の税金を取り戻す流れを大きく3つに分類します👍
①配当金もらう(20.315%税金引かれてる)
②配当金を「総合課税」で確定申告する
③住民税は申告不要にする
この①から③の順番に沿って手続きを行います🙆♂️
それでは順番に見ていきましょう!!
①配当金もらう(20.315%税金引かれてる)
例えば、私が2020年6月に受け取った配当金の一部はこんな感じです👇
これはSBIホールディングスからの配当ですね!
それでは、「イ」「ロ」「ハ」の順番に解説していきます😚
「イ」・・・実際に私の口座に振り込まれた配当金。
「ロ」・・・税金が引かれる前の配当金。
「ハ」・・・今回の配当金にかかる税金。
このように20.315%の税金が天引きされていることがわかりますね☺️
ちなみに20.315%の内訳は・・・
・所得税→15.315% ・住民税→5%
要するに、この天引きされた税金を取り戻そうということです🙋♂️
②配当金を「総合課税」で確定申告する
先ほどの税金を取り戻したいので「総合課税」で確定申告します🙆♀️
準備する書類は全部で2つ!
・源泉徴収票
・年間取引報告書
源泉徴収票はお勤めの会社から貰いますね👌
年間取引報告書とは、証券会社から貰うものですが、現在はWeb上で見るものがほとんどですので、紙に出力する必要はありませんし、税務署に提出しなくても大丈夫です🙆♀️
こんな感じのです👇
出典 smbc日興証券
最悪この書類を持って税務署に行けば無料で相談できるので確定申告できますが、自分の家にパソコンやスマホがあれば誰でも作れます🙆♂️
③住民税は申告不要にする
ここは要注意です💥
確定申告したらそのデータが市役所に行ってしまうので、市役所に対して、「私は配当金の申告を住民税ではしません!」という手続きをとらなければなりません!
これとっても大事なので絶対に忘れないでくださいね😭
忘れてしまうと、住民税が上がるだけでなく、保険料なども上がっちゃうので、せっかく取り戻した税金が意味なくなってしまいます😇
なお、住民税の手続きは各自治体によって扱いが異なるので、「総合課税で配当金の確定申告したんですけど、住民税を申告不要にするにはどうすればいいですか??」と問い合わせてみてください!
なんで申告したりしなかったりするの!?
おさらいですが、配当金を確定申告する場合は、「総合課税」と「分離課税」と「申告しない」という選択肢があり、「総合課税」で確定申告するということでしたね👍
そして住民税は申告しないにする方が良いということでした!!
ちなみに住民税は配当金の確定申告を「総合課税」で申告すると、住民税の方も自動的に「総合課税」になってしまうということも説明しました😭
・なんで確定申告は「総合課税」なの?
・なんで住民税の方はわざわざ申告不要にしなければならないの?
・なんで住民税は「総合課税」のままではいけないの?
このように思いませんか??
何も考えずに「総合課税」で確定申告すればいい話なんですけど、それぐらいのことなら税に関わらない人でも知っているので、なぜ「総合課税」なのかを説明したいと思います🙇♂️
それではお答えしましょう!!
その答えは税率にあります!
「マネー研究所」さんが素晴らしく分かりやすい表を作成されているのでお借りしました。
下の図を見てください👇
普通の一般ピーポーなら課税所得は900万円以下ですので、パターンCが一番有利になります🙆♂️
ここで思い出してください👍
配当金はどれぐらい税金が引かれているんでしたっけ??
「20.315%」ですね😂
パターンCの課税所得が900万円以下の人は最高で18%なので、お得になるということです🙆♂️
ちなみに、年収や所得や課税所得などの違いがいまいち分からない人はこちらの記事をご覧ください。
終わりに!!
みなさまお疲れ様でした!!
税金は知れば知るほど節税できます👍
裏を返せば、知らないと損をしてしまっているということです😱
まだまだ、紹介できていない節税方法もたくさんありますので、これからの更新も楽しみにしていただけると嬉しいです😁
ちなみに会社員の方なら「ふるさと納税」は絶対にした方が良いのでよかったらこちらの記事も覗いてみてください🙆♂️🙆♂️